家庭用のドライヤーと美容室用のドライヤーの違いについて
皆さんはヘアドライヤーを選ぶ時は美容師さんが使っているような業務用のドライヤー
を選びますか?
それとも普通に電気屋さんに売っているようなドライヤーを選びますか?
そんなこと考えた事ないって思っている方も是非、この際、考えちゃいましょう!
これから業務用と家庭用の違いを解説していきたいと思います。
美容室用と家庭用のドライヤーの5つの違い
ここからは美容室用ドライヤーと家庭用ドライヤーの違いを5個でまとめています。
美容室用と家庭用の違い その1 耐久性
まず、一番にあげられるものが耐久性です。
美容室で使われる美容室用のドライヤーの使用頻度は家庭用に比べてかわいそうなくらい過酷です。
家庭用はお風呂あがりか朝シャン後に使う程度ですが美容室では一日に何人ものお客様に使用するのです。
そのため、ドライヤーそのものの耐久性が重要になります。
ドライヤーの使用頻度が一番、多い箇所は① モーター、②ヒーター、③スイッチ関係です。
①モーターの耐久性
モーターは一番フル回転する場所です。壊れると風が出てきません、当たり前ですが・・・。②ヒーターの耐久性
ヒーターが壊れると熱い風が出てこなくなります。これも当たり前ですね。③スイッチ類の耐久性
ここが一番壊れやすい箇所です。特にON/OFFスイッチです。以上、挙げた箇所が家庭用に比べて比較的丈夫に作られています。
美容室用と家庭用の違い その2 風力
美容室では早く乾かすことが求められます。
そのため風力の強いハイパワーなドライヤーを使っている美容室が多いです。
通常、家庭用は1000~1200W程度ですがプロ用のドライヤーは風力が強い1200~1500Wが使用されています。
ただし、最近では一般家庭用のドライヤーもプロ用に勝るとも劣らない商品が発売されています。
ただ必ずしも業務用が風力面で優れているとは言えませんが髪を早く乾かしたい方にはおすすめのドライヤーと言えそうです。
美容室用と家庭用の違い その3 重量とコードの長さ
①重量
美容師さんの使うプロ用のドライヤーはとにかく重い。ハイパワーなドライヤーのため重量が重たくなっているのかもしれません。
近年、軽量の美容室用のドライヤーも登場しているようです。
②コードの長さ
美容室では作業効率をあげるためにコードは家庭用より長く作られています。家庭で使用する場合は少々、コードが長いのは邪魔になります。
美容室用と家庭用の違い その4 保証期間
その1の耐久性で述べましたが美容室用は使用頻度が高いと申し上げました。
家庭用よりも丈夫に作られているとはいえ、使用頻度は半端ではありません。
そのため故障の確率が高く、保証期間は6ヶ月のものが圧倒的に多いです。
ただ中には1年保証もありますので購入基準は1年保証のものが良いでしょう。
美容室用と家庭用の違い その5 コンパクト性
一般家庭用のドライヤーは折りたためることができるため、収納がしやすく、旅行などでも持ち歩くことができます。
また比較的コンパクトな設計になっております。
一方の美容室用ドライヤーはあくまで美容室で業務として使う事しか想定されておりませんので折りたたむ機能はほとんどの場合ありません。
大きさもほとんどの場合、サイズが大きいものが多いです。
美容室用と家庭用のドライヤーの違い まとめ
業務用のドライヤーは一般家庭で使用するのは少々、不便な場合があります。
しかしながら市販のドライヤーに比べると風速や風圧が大きく速乾性は高いドライヤーが多いことからとにかく早く髪を乾かしたいという方には最適な選択だと思われます。